2011年3月30日水曜日

参加首長のメッセージ<2>

〇中尾郁子 長崎県五島市長からのメッセージ
〇2011年3月23日から中尾郁子 長崎県五島市長が参加しました

職員は公務員である前に「一人の住民」です。「一人の住民」は、地域社会の中で、小さな役割や出番をもつ「当事者」であって、様々な問題があれば他人任せにせず地域住民と一緒になって解決するのが自然な姿です。地域での職員の活動を応援し、積極的に支援します!

2011年3月25日金曜日

参加首長のメッセージ<1>

〇中村 時広 愛媛県知事からのメッセージ
〇発起人の一人である中村 時広 愛媛県知事からのメッセージ
 (2011年3月18日定例記者会見にてコメント) 
 実は松山市長時代からずっと追い求めてきたことだったんですが、特に松山市のときに、まちづくりのありようは、これからどうあるべきなのかという議論をして、まちづくり協議会制度というのを立ち上げたんですね。それは、地域をだいたい小学校区単位くらいを考えていたんですけれども、地域が自らのまちは自らの手で作っていくという意志を持ち、住民参加の下にその地域のまちづくり計画を練り、政治やイデオロギーに左右されない公平な組織を作る、この三つの条件がそろったところには、松山市からその協議会に対して権限と財源をお渡しするという制度だったんですね。これを立ち上げてから、例えば計画を作るには2年、3年という月日がかかるんです。計画を作るというのは大変ですから。そのときに、地域ごとに手上げ方式ですから、全部ではないんですけれども、今の松山市では10地域くらいあった。市の職員に、ボランティアでまちづくり協議会にわれこそは参加するぞというのを募集したんですけれども、そうしたら90名くらいの職員が手を挙げてきてですね、それぞれのまちづくり協議会に土日に入っていきました。そのときに、本当にこの経験というのは仕事に生かされるんだなということを彼らの成長ぶりを見てつくづく感じたので、地域に飛び出すということの大切さというのを、そのときまざまざと見せ付けられた思いがしたんですね。それで、こういう話になったので、これは間違いなくいい話だという自らの経験も含めて、発起人にならせていただきました。

〇愛媛新聞で紹介



















 
2011年03月18日(金)付
「官民協働を応援 首長連合が発足 県内から3人参加」20110401-00638

2011年3月20日日曜日

賛同者のメッセージ

〇椎川忍 総務省自治財政局長のメッセージ
〇賛同者を代表して、椎川忍 総務省自治財政局長からのメッセージ
 (2011年2月16日付けメッセージ)

 私が総務省の初代の地域力創造審議官の発令を受けたときに、持論である公務員参加型地域おこしを進めるために「地域に飛びだす公務員ネットワーク」(以下「飛びだすネット」と略称します)という地域活動に熱心な公務員の皆さん方が横で支え合う組織をつくろうと思い立ち、しばらくして課長補佐に異動してきた重徳君が熱心に作業をしてくれたのをうれしく思ったことを昨日のように記憶しています。
 あれから2年。会員は既に1,000人を超え、驚くべきことに霞が関の国家公務員も150人を超える方々がぜひ参加したいということで参加してくれています。また、小中学校の先生方やかつて行政に出向していた方々なども150人以上が参加していただいています。  その活動は、ML上での日常的な意見交換が主ですが、自治基本条例、住民協働、新しい公共、過疎対策、農業問題、6次産業化、3セク問題、TPP、限界集落対策、医療確保対策、公共事業問題、観光振興、虐待防止など高度な政策にかかわる議論も数多く展開されています。また、年に一回のオフ会のほかに、各地域で勉強会やオフサイトミーティングなどが自主的に開催されるようになってきています。その他、会員間の個人的な訪問などの交流もかなり盛んになっています。
 
 このような、組織の風土改革、公務員の意識改革(立ち位置やミッションの再確認)が広く日本全国に広がっていくことを願ってやまないものであり、私自身もこのことをライフワークの一つとして、今後も最大限のご支援とご協力をさせていただくことを改めてここに表明させていただき、私のメーッセージとさせていただきます。
 ある時点から、こういった自主的取り組みが一気に加速したのですが、その時点は、私の提唱したことが自分たちの問題としてとらえられ、それぞれが自発的に自分の思いや考えを首長さんと共有する作業に入っていただいた時だったと思います。私がめざす組織の風土改革は、このように自分たちが努力して、首長さんや幹部の皆さんと十分な議論をし、その結果としてのトップの考えを組織に浸透させていただくことで初めてできることだと考えており、いまやそのねらいが全国各地で現実のものとなりつつあることを実感しています。

 そのような状況を踏まえて、今回、私から「地域に飛びだす公務員を応援する首長連合」(以下「首長連合」と略称します)の設立を提唱したところ、かなりの首長さんから積極的な賛意が示されました。そして、とんとん拍子に話が進み、このたびの発足となったわけですが、その陰にはそれぞれの所属の飛びだすネットのメンバーと首長連合の発起人の皆さんとのかなり中身の濃いコミュニケーションがあり、そして、自主的に事務局の仕事を分担しあって準備していただいた飛びだすネットの皆さんの献身的な努力があったと思います。

〇参考
 ・椎川忍 総務省自治財政局長のブログ
   http://blog.canpan.info/shimanetottori/
 ・椎川忍 総務省自治財政局長のtwitter
   
http://twitter.com/shiikawas 

2011年3月17日木曜日

地域に飛び出す公務員を応援する首長連合 発足!

地域に飛び出す公務員を応援する首長連合
今日(3月17日)発足!


○ 代表 古川 康 (佐賀県知事)からのメッセージ

○3月9日付けメッセージ
首長連合のパンフレットができあがってきた。表紙に参加メンバーの写真があるけど、これがなかなかいい。僕のことはさておくとしても、それぞれの首長の表情がやわらかくて、慈愛に満ちたご表情をしておられる。僕らの場合、こういうところに載せる写真はいくつか候補があって、その中から場に合ったものを選ぶのだが、きっとみんなこの首長連合のイメージに合った表情のものを選んでくれたに違いない。
表紙の顔写真を見ているだけでも、いい仲間に集まっていただいてもらったなあと思う。そして何かを始めることができるのではないか、とも思う。

僕はかつて長野県庁にいたとき、職員仲間と一緒になって「現代信州の基礎知識 Hamidas(ハミダス)」という本を出版したことがあった。その年の長野県内での本の売り上げでダントツのトップになるくらい売れた。ちなみに二位が石原慎太郎、三位が村上春樹だった。この本のおかげで僕は「はみだし公務員」と呼ばれるようになったが、まあ、そのとおりになったということだ。
国家公務員の仕事でも、PKOでアンゴラやカンボジアに行ったり、地域振興券発行事業の実務責任者をやったり、ほんと、公務員の仕事のメインストリームではない、アウトコースぎりぎりの、寄席でいえば色物の仕事をずっとしてきた。
でも僕はこういう仕事が大好きだった。現場があったらからだ。生きものだったからだ。まあ、変なやつと思われていたでしょうけどね。
だから、かもしれないけれど、僕は飛び出す公務員に自分と同じ匂いを感じる。だいたい白い無地のシャツを着てないイメージだな。

とにかく楽しみ。いろいろやっていきましょう。
ということで飛び出すブログのはじまりはじまり。
あまり「役に立つ」「ためになる」ことを求めない「書き散らし」ブログにしましょうね。

代表の古川 康(佐賀県知事)でした。


○3月15日付けメッセージ

首長連合は粛々とスタートさせて、いま災害支援でがんばっている職員を応援しましょう。仕事だけでなく、プラスワンでがんばっている職員もいるはずですから。



○ 地域に飛び出す公務員を応援する首長連合のパンフレット

パンフレットは、コチラから。(PDF:2.1MB)

2011年3月10日木曜日

いよいよ発足!

地域に飛び出す公務員を応援する首長連合 
平成23年3月17日(木) 発足!!
※東北地方太平洋沖地震により被災地で頑張っている職員や、仕事でなく
プラスワンで頑張っている職員を応援する気持ちを込め3月17日発足!


公務員よ!飛び出せ!やり出せ!頭出せ!


 住民との協働や「新しい公共」の実現を目指し、公務とは別に一住民として役所を飛び出し、地域でのさまざまな活動を行う公務員を応援するため、このたび、39名の知事・市長村長が発起人となって「地域に飛び出す公務員を応援する首長連合」を発足します。
 発足を報告するため、古川佐賀県知事をはじめとする発起人の首長が片山総務大臣と3月17日に面談する予定です。(※取材、大歓迎です!)

(※3月17日の予定の面談は、東北・関東の大地震のため延期します)