お約束(規約)





〇地域に飛び出す公務員を応援する首長連合のお約束

その1 呼び方
 
 この会は、「地域に飛び出す公務員を応援する首長連合」(以下「首長連合」という。)と呼びます。

その2 設立の思い
 首長連合は、公務とは別にプラスワンで、一住民として役所を飛び出して地域でのさまざまな活動を行う公務員(以下「飛び出す公務員」という。)を応援するために設立しました。住民との協働(又は新しい公共)の実現を目指して。
飛び出す公務員として活動をしていると、時として(又はしばしば)なんとなく居づらい思いをしたりして、自分はおかしなことをしてるんじゃないだろうか、と思うことがあります。そういうときに職場に理解ある上司がいてくれればとても大きな支えになります。それが自分の任命権者である知事や市町村長であればなお力強いものがあると思います。こんな私でもお役にたてるのであればその飛び出す公務員を応援しよう、という首長は、ある意味めずらしいのかもしれません。飛び出す公務員は正しい!そしてその人たちを応援しようという自分たちはもっと正しい、と信じる首長が集まってそれぞれの地域で行動しよう、というのが首長連合設立の思いです。

その3 加入の条件
次の3箇条を地元住民に約束し、事務局に「首長連合に参加する」旨の意志を伝えます。
 
(1)設立の思いにこころから共鳴すること
 
(2)首長連合の活動を積極的且つ継続的に情報発信すること
 
(3)飛び出す公務員に対して、具体的かつ適切な応援施策を実施すること

その4 活動の原則
首長連合はゆるやかなネットワークです。それぞれの首長の責任において、それぞれの地域でその3の加入条件に掲げる活動を行います。
 ただし、時々は首長連合として一緒に行動します。何か言いたい場合はどうか代表のところにどうぞ。ただし、こうしたゆるいネットワークの常として代表がなにほどのものであるわけじゃなく、だからといって、事務局が絶大な支配権を及ぼしているわけでもないことはどうか御了解ください。
ということはたいていの場合、それぞれの首長の責任と判断において自分で考え自分で行動する、ということになります。意外に大切な原則です。

その5 代表
とはいえ、組織ですので首長連合に代表を置くことにし、初代代表は古川康佐賀県知事とします。後任はその都度決めます。

その6 事務局
代表は首長ですが首長というのは自分だけではいろんなことができません。そこでお世話をする事務局を置くことにします。その中に1名事務局長をおき、代表が選びます。事務局長だけでは頼りないので全国の熱い職員にも事務局員をお願いすることになっています。自分とこのboss以外と仕事するのはけっこう新鮮だったりします。あまり気を遣わずにすみますし。

その7 共鳴
首長を引退したとき、選挙で不如意な結果に終わったときは、首長連合から脱退します。
ただし、それぞれが生涯にわたって飛び出す公務員を応援することにします。これは仕事ではなく、生き方への共鳴だから、です。

付 則
 このお約束にないことや疑義がでてきたときは、「ゆるく」「その都度」「適切に」の三つのキーワードに沿って解決を図ります。